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2005年 07月 06日
福原愛は格好いい
僕は最近ファンなのだ、福原愛ちゃん!!
日本全国のオバーチャン達の「みんなの孫」らしいけど、僕はスポーツ選手として俄然ファンなのだ。
もちろん僕も彼女が泣きながらママにしごかれて、ラケット握っていたときから知っている。
前回のオリンピックでも、残念ながらいささか人気先行の成績に終わってしまった。
福原愛は格好いい_c0010769_1144581.jpg

その彼女が卓球の世界最高峰、中国スーパーリーグに遼寧省チームの一員として参加している。
決して多くはないが、その伝えられる情報を垣間見るにつれファンとなってきたのだ。
これはもう中田英がペルージャに単身乗り込んだのに匹敵する試練多き挑戦だろう。
「ハイレベルに若くして身を置く」
広大な国内リーグツアー、言葉の壁、などなどパイオニアとしての試練が彼女を待ち受けている。
でもどうやら独特のキャラクターと精神力と驚くべき語学力で確実に進化を続けている。

今のスポーツは、プロ、アマ問わずいろんなビジネスの可能性のなかで存在している。
それ故に注目されるスター選手は、それはもう想像を絶するプレッシャーの中に身を置く。
そして多くのスポーツ選手は若くしてピークを過ごす。
つかの間の成功者は征服感に酔いしれ、不幸にも自分を見失う悲劇を味わうモノもいる。
だが現代の若き天才プレーヤー達の中には、その近代的な異次元で実に絶妙にバランスを
保つことができる素晴らしいプレーヤーが存在しだしている。
奢ることもなく、微笑みと厳しさの素晴らしいバランスを見せてくれる。
最近の僕にとってのその大ヒットプレーヤーが、福原愛である。

彼女が広大な大陸を古びた列車に揺られて転戦する映像を見た。
車窓から景色を無意識に眺める彼女はちょっと孤独で寂しそうだった。
でも戦いでのひたむきに勝利を目指す彼女の目は厳しく輝いていた。
そしてメチャクチャ格好いいのだ。

やばい目付きでスポーツのピュアさを冒涜する発言をするどこかの相撲親方もかっては同じ目をしていたのに。
残念である。

by kkmelmo | 2005-07-06 01:18 | amusement


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