2005年 08月 15日
僕が子供の時はみんな子供は汚かった。 夏はランニングと半ズボンで走り回って、汗疹はガンガン出来ていた。 冬はあかぎれや口の周りはだいたいカールおじさん状態になっていた。 つまり風土と体が常に闘っていたんだと思う。 そう考えると今の子供は凄く綺麗だ。 肌つやはいいし、体型もいいしみんなジャニーズな感じである。 あんまり鼻水ガビガビの子は見かけなくなった。 犬も同じ。 特に東京に住む犬たちは必然的に超都会生活を過ごしている。 アスファルトの上を歩き、過剰な栄養価のドッグフードを食べ、過剰なワクチンを打たれている。 生涯年齢が短くかつ過剰なオーバーブリーディングを繰り返さされてる彼らは、 急速に抵抗力が衰退しているのかもと思ってしまう。 「そもそも犬の消化系内臓は安定した栄養バランスの食事に対して対応できる構造になっていない」 これは僕がオオカミを祖先に持つメルモに対して考え方が変わった大きなきっかけの理論である。 つまりそもそも劣悪な環境に対応できる抵抗力を前提でメルモは作られているのであろう。 そこに完璧な優しい環境を与えるとオーバーヒートしてしまう気がする。 毎朝静嘉堂を泥だらけで走り回り、いっぱい虫にも刺される。 海であろうが多摩川であろうがガンガン泳いでいる。そして下痢をする。 毎日壮絶な岡本界隈の坂道を朝晩登っている。(我々も・・・・これはツライ) おかげでメルモはフラットにしては、異常な筋肉質である。 お嬢様と呼ばれがちなメルモは実はかなりワイルドな生活を送っている。 でもバリバリと生の手羽元の骨を砕いて食するメルモの幸せそうな顔を見るたびに確信するモノがある。 (メルモは2歳の時から完全生食である) 犬には犬のシステムがありそれが自然な抵抗力に繋がるはずだと。 決してメルモの自慢話ではありません。 僕の一大決心で実行してきているトライです。 一日でもメルモと過ごしたいから故の。
by kkmelmo
| 2005-08-15 02:41
| dog
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