2006年 07月 17日
さくら
かなり多忙な日々がつづく。
メルモとのサンポが、大事な大事な日常のなかのやすらぎかな・・・。
雨であろうが毎朝出かけている。
ただもはや猛暑の朝は、ちょっと迷惑そう。

忙しいと気をつけなきゃいけないことがある。
それは「考えなくなる」ということである。
日々の時間的ルールにしかれた課題をこなしていく。
そしてスケジュール表が塗られていくことが仕事の目標になってしまう。
もっといえば仕事どころか、日常の目標となっていく。
この「考えなくなる」的状態になると僕はいつも「やばいなあ」って思う。

そんなとき絶対にキープしなきゃって逃げ込む時間が読書かもしれない。
寝る前のベッドの中の数分ってことがおおくて、スピードが遅い。
ストーリーが解らなくなったりしてページが戻ることはいつものことである。
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この本はなにげに本屋で気になった。
(べつに「さくら」という犬がある意味主人公だからって訳でもないのだが)
文体は綺麗だし、淡々と家族が描かれていく。
時には幸せに溢れ、時には狂気に沈んでいく。
懸念していた「感動」させよう攻撃は、帯の論評ほど感じなかった。
ちょっと詰め込み過ぎな感じはあるけど、良い本だと思った。

やっぱり気をつけないと日常においての人間同士の出会いが形骸化する。
自分と会う時間以外は、その人はマリオネットのごとくケースにしまわれている錯覚する。
家族の数だけ幸福や狂気や悲しみが存在する。
当たり前なことだけど以外と忘れている。

ちょっと切ないけど立ち止まる勇気をくれる本だった。
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by kkmelmo | 2006-07-17 18:16 | amusement


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