2005年 07月 25日 ( 1 )

2005年 07月 25日
京都にて
今週末は京都で過ごした。
夏の京都で仕事なんて久しぶりだ。
祇園祭を終え本格的な独特な暑さのなか、京都の夏は始まろうとしていた。
知恩院や円山公園の木々の蝉の鳴き声もまだ遠慮気味で、時間によっては心地よい風を感じることができる。

僕はティーンエージャーを京都で過ごした。
説明しづらい個性的な暑い夏も、あの独特の寒さの中も御池通を自転車で学校に通った。
そしてお酒を飲み始めたのも、タバコを粋がって吸い始めたのも京都だった。そして初めてのデートも京都だった。
(河原町にレコードを買いに行っただけというかなり可愛いものだったけど)
東山や岡崎界隈にびっくりするマンションなんかは建っているが、基本的には京都という街は変わらない。
記憶にあるちょっとした街角の佇まいはあきれるほどそのままだ。
東京に住む僕にはかなり信じられないくらいその時の空気が自然に残っていた。

僕の兄貴は当時京大の経済学部に通っていた。
中古だけど真っ赤なカローラで颯爽と余裕で通っていた。
たまに乗せてもらって学校に行った。
カッセトからはビリー・ジョエルがよくかかっていた。
なにか兄貴が急に完成されて、僕は置いていかれた気がした。(現実かなり置いていかれていた)
そんなコンプレックスと淡いジェラシーが京都の街並みの風景とともに思い出される。
今だと、クスクスと笑えるぐらい可愛い思いなんだけど・・・。

今朝タクシーで平安神宮に向かった。
当時のお気に入りの裏道であった二条通を東山に向かった。
大好きだった河原町二条から川端通り界隈(とはいっても極めて何もないほんと京都の普通の街並み)を通った。
堅実な和菓子屋さんや草臥れた喫茶店が、そのまま並んでいた。

その先橋の上から垣間見た鴨川の流れは、相変わらず清らかでマイペースだった。
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by kkmelmo | 2005-07-25 00:31 | daily scene